ＭＣＡ無線システム

ＭＣＡとは・・・複数の通信チャンネルを多数の利用者が共同利用するシステムで、自動的に空チャンネルで通信し、空チャンネルが無い場合は予約に入る電波を有効利用と利便性を実現した1通信＝３分の時限のある制御局(中継局)を介した中継方式の業務用移動通信システムです。
制御局は山頂付近やビルの屋上等設置されているため制御局を中心に半径30kmから50kmと広範囲で耐震構造で建てられおります。


使い易く経済的な業務用移動通信システムとして、運輸業、建設業、製造業、サービス業等様々な分野で活躍しており、最近では、自然災害(地震・台風等)の非常通信手段として、国や地方自治体はもとより様々な公共機関でも幅広くご利用を頂いております。
また、ＢＣＰ(事業継続計画)として、大手企業だけではなく中小企業様に於いても注目をされ、本社及び各支店(営業所)間の通信にご利用頂いております。
過去の災害における通信状況は阪神･淡路震災・新潟中越地震・福岡沖地震・能登半島地震・首都圏大停電・・・でも、他のメディアが通信規制や使用不可能状態においても正常に稼動し、電力の供給が止まっても、非常電源にて稼動できるようになっております。


ＭＣＡは、月額基本料のみで携帯電話のような通話料は一切掛かりませんので、ＧＰＳを介した車両運行管理にも最適です。
ＩＰ－ＶＰＮ（ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ技術を使った専用網）で全国にある各制御局間は高速デジタル回線で結ばれているので、東京に居ながら、各地方との通信も可能となっています。


ＭＣＡ無線は、一斉同報通信のほか、グループ通信や個別通信など多彩で、災害時にも敏速に災害状況を把握する事が出来ます。
専用チャンネルなので、他人に妨害（盗聴）されなく、混信も有りません。
ご利用にあたっては、法人としての免許（総合通信局）が必要としますが、免許に掛かる手続きは当社で代行して行っております。
無線従事者は不要ですので、免許を取るのに手間が掛かる事もありません。