事務作業の効率化、顧客への訴求力を高めた経営診断システム

本システムを導入した会計事務所では、会計処理と同時に経営コンサルティング業務を行っており、顧客企業の経営状況を分析し、その問題点を指摘することで、顧客企業の業績を向上させている。しかし、経営分析作業においては、次の様な面倒な作業を行っていた。

《作業時の問題点》

1．会計ソフトに入力した情報を、手作業でExcelに入力する
2．Excel側でマクロを作成し、各種帳票を出力する

また、作成帳票に関しては、次のような問題を抱えていた。

《帳票の問題点》

1．同じような帳票を何種類も作成している
2．同じデータを、複数個所にコピーしている
3．数字の羅列だけなので、お客様への訴求力が弱い
4．お客様も資料を余り活用していない
5．帳票印刷時に、Excelのレイアウト調整が必要になる
6．資料の保管/管理も面倒である

そこで、作業効率の向上、および資料の質の向上を目指して、経営診断システムを導入することにした。その結果、下記効果を得ることができた。

《提供機能》

1．データのインポート機能：会計ソフトが作成したCSVファイルを直接インポート
2．各種帳票の自動作成
①経費支出状況リスト
②売上状況リスト
③前年同月比リスト
④予実管理リスト
⑤納税予測リスト
⑥ランキングリスト
3．その他提供機能
①データベース管理機能
②予想データ作成機能(データシミュレーション）
③コメント情報管理機能

《導入効果》

1．作業工数削減 ： データ入力作業はゼロになった
2．品質向上 ： 転記を行う必要がないので、データの精度が向上した
3．訴求力向上 ： グラフ対応を行ったので訴求力が向上した
4．保存管理機能向上 ： DBで管理するので、保存管理が楽になった
5．資料活用 ： お客様が資料を活用するようになった