よしもと芸人の看板制作で大賞受賞

吉本興業が伝統工芸とコラボレーションし、吉本芸人の看板を作りたいと呼びかけて、全国から多くの応募があった。その大賞9名の中に広島仏壇伝統工芸士岩本修造氏が選ばれた。木目の美しさが特徴の栓の木を使い、漆と金箔で丁寧に仕上げた高級感溢れる作品で高い評価を受けた。大賞9作品は、3ヶ月毎に笑いの殿堂「なんばグランド花月」正面入口に掲げられ、岩本さんの作品は2013年1月の新春を飾り、3月末まで飾られる。
「本業の仏壇の技術だけでなく、知人の依頼で器や店の看板等を作ったりしたので、その経験も役に立ちました。15歳でこの道に進みましたが、技術に底はないですから、いつも日本一を目指す気持ちで追求してきました。発表会見で披露された9作品中、吉本の大御所 笑福亭仁鶴さんの看板を任されたことは本当に光栄です。」と岩本さんは喜びを語った。
岩本さんは漆塗金箔押職人で、広島仏壇伝統工芸士。看板制作にあたり、材料選びから彫り等全ての工程を一人でおこない、吉本側を驚かせた。受賞者は他に沼田指物、山中漆器等が名を連ねた。
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企業情報
- 企業名
- 岩本仏壇製作所(事業所概要詳細)
- 所在地
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広島県廿日市市