樹脂ライニング工法で再生した浴槽です。

樹脂ライニング工法で再生した浴槽です。

割れた浴槽をライニング工法で再生した浴槽です。
この浴槽は単色ソリッド塗装では無く、パール粉を吹いたパール仕上げとなっています。

FRP・FRA等の樹脂浴槽は長年使用しますと、必ず何らかのトラブルが発生します。
一番多いのがヘアークラックとなります。最初は浴槽底面に髪の毛ぐらいの細かい線が無数に走っている状態ですが、そのまま使用していると最後には口が開いた状態になってしまいます。カッターナイフ等で触ってみるとカリカリと音がする状態ですね。
次に多いのがブリスターと呼ばれる膨れです。水の浸透力で浴槽表面のゲルコートが劣化して起こる現象です。欧米人の様にシャワーだけで済ませていればブリスターは起こりませんが、日本人は高温での長時間のお湯張り、また貯め湯を行いますので、この様な現象が起きやすくなります。水の浸透力(圧)でゲルコート内に少しずつ侵入していき水分子が滞留し膨れを起こし、最終的には破断する事となります。
他の現象としては浴槽の割れが多く見受けられます。浴槽が割る症状には幾つかの要因があります。浴槽内で滑り蹴って割れる場合、浴槽底面下部に土台が無いために水の重量に耐え切れずに割れてしまう場合、浴槽内で足を伸ばし力を入れて割れてしまう等、色々と考えられます。
クラック、割れ以外にも入浴剤等による喫水線から下が変色する事もあります。

浴槽に問題が起こった場合、適材(強化ガラスマット・ガラスクロス等)を使用し、耐温水ポリエステル樹脂と耐温水エポキシ樹脂で積層していき新たに層を作って再生していきます。
全てのトラブルに対処出来るわけではありませんが、殆どがライニング工法で再生する事が可能です。ライニングをすれば浴槽自体の強度も増しますし、その後に再生塗装すれば新品の様に甦させる事が可能です。

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企業名
ハートランドとつぼ事業所概要詳細
所在地

愛知県丹羽郡大口町