猫の眼科診療|結膜炎・緑内障・腫瘍など

当院では、猫の眼科診療として、ヘルペスウイルス性角膜結膜炎、クラミジア性結膜炎、好酸球性結膜炎、角膜黒色壊死症、眼内腫瘍、緑内障など、多様な目の病気に対応しています。猫の眼疾患は感染症や免疫反応、外傷、腫瘍など原因がさまざまで、適切な診断と早期治療が視力や生活の質を守る鍵となります。
特にヘルペスウイルスやクラミジアによる結膜炎は猫に多く、くしゃみや鼻水を伴うこともあります。好酸球性結膜炎は慢性的な経過をたどることが多く、角膜黒色壊死症は角膜表面に黒色の壊死組織が形成される病気で、放置すると視力低下の危険があります。
診断には、細隙灯顕微鏡、眼圧測定、角膜染色検査、細菌・ウイルス検査などを用います。治療は点眼薬や内服薬が中心ですが、重度の場合には外科的治療が必要になることもあります。
また、眼内の腫瘍や緑内障は進行が早く、放置すると失明や眼球摘出が必要になることもあります。飼い主様には、ご家庭での症状の観察ポイントや、再発予防のための管理方法も丁寧にお伝えします。
猫は痛みや違和感を隠す傾向があり、症状が見えにくいことも多いため、目を細める、涙が増える、目の色が変わるなどの変化があれば、早めにご相談ください。
商品サービス情報一覧
企業情報
- 企業名
- しらい動物病院 (事業所概要詳細)
- 所在地
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千葉県佐倉市