猫の口呼吸は要注意｜呼吸困難の原因と対策

猫が口を開けて呼吸している姿は、見た目はかわいらしくも、その背景には重大な呼吸器の問題が隠れていることがあります。通常、猫は鼻呼吸を行いますが、「口をあえて開けている」「いつもより息が荒い」といった症状が見られたら、呼吸困難や熱中症、気道の閉塞、心疾患、肺の問題などが原因の場合があります。

当院（しらい動物病院［中志津本院／大崎台分院］）では、猫の呼吸トラブルに対し、まずは詳細な問診と身体診察を行い、その後、胸部レントゲンやCT検査、内視鏡を用いた気道内精査で原因の特定を行います。呼吸器科の専門医による診断により、適切かつ迅速な治療プランを立案。必要に応じて酸素治療や気管支拡張薬、炎症のコントロール治療のほか、原因疾患に応じた外科的対応にも対応できます。

今回のブログ記事では、猫が口呼吸する際に確認すべき観察ポイントや、緊急時の応急対応、獣医師に相談すべきサインについてわかりやすくまとめています。暑さが厳しくなるこれからの季節や、呼吸行動が気になるときには、ぜひ記事をご参考にお役立てください。
➡ 詳しくはこちら（猫の苦しそうな呼吸への対処）