【低摩擦リング/表面加工】様々な製品に豊富な材質でコーティングを施します

華陽物産では、耐摩耗・低摩擦係数、経年変化での癒着防止などの為に、ゴムまたはその他の材質への特殊配合や、ライニング(被覆)、コーティング/コート(塗装被膜)、表面化学処理などの加工を致しております。それによって滑り性やその他の効果を上げることが可能です。
【特殊配合材料加工】
ゴム材料にテフロン樹脂PTFE、モリブデン、オイル、その他を混練りすることから、すべり性を良くする方法です。一般的にはゴム材質へブレンドする為、基礎物性が変化を伴います。また、少量生産品には使用しにくいですが、ゴム弾生体の為、設計が容易で形状変化も少なくなっています。
【表面処理加工】
・ライニング方式
テフロン(PTFE)フィルムを部分、若しくは全面にインサート成形するので、
はく離強度が強く、過多運動にも比較的対応可能ですが、一部分にゴム表面層が露出するため、
設計時に打ち合わせが必要です。また、加えて専用金型を必要とします。
・コーティング(コート)方式
製品表面へテフロン、シリコーン、ウレタン等の塗装被膜をつける方法で、
少量から大量生産にも対応可能ですが、表面被膜が薄いので過多運動では
摩耗やはく離が発生しやすい方式です。
・二重構造/テフロン被覆/被膜方式(Duetリング)
ストローチューブ状テフロン樹脂(PFA、FEP)の中へゴム丸ヒモ(紐)を挿入し、
ストローの端面と端面をシームレスジョイント(溶着)加工で製作するので
少量より製作可能ですが、表面が固く大量生産では単価が下がらず高価となります。
・表面化学処理加工(ハロゲン処理)方式
薬品の化学作用によりゴム部表面上にすべり性が生まれます。
ゴム本体の物性値に変化がないことから効果の持続性が期待出来ますが、
すべり性の強弱があります。
コーティングとの違いは、コーティング物質の摩耗やはく離性がないことです。
商品サービス情報一覧
企業情報
- 企業名
- 華陽物産株式会社 (事業所概要詳細)
- 所在地
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東京都台東区