【秋とITの素敵な関係 ”○○”の秋こそ、ITで】 2013年10月

第1回   第2回   第3回   最終回

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         秋とITのステキな関係 第1回
         ”○○”の秋こそ、ITで
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 気象庁が「暑夏」と判定した今年の夏もようやく終わりの兆しを見せ、10
月に入ってからは朝晩の冷えた空気が秋の到来を感じさせます。

 今月は、秋とITのステキな関係と題して、「○○の秋」に使えるインター
ネットの素敵なサービスや、スマートフォンで使えるアプリを紹介します。
 第1回の今回は「運動の秋」です。

■□さぁ運動を始めよう!□■
 運動の秋だからこそ運動を始めよう!と思っても、全く準備をしていない状
態で運動をはじめると、思わぬケガや事故につながったり、翌日に疲れを持ち
こしてしまったりするのでは、と躊躇してしまう方も多いかもしれませんね。
まずは体力向上を目指してみませんか?

(1)子どもと一緒に体力向上
 ここ数年、子供の体力が落ちているのではないかというニュースを耳にする
ことも多くなりました。もっとも、体力が落ちているのは子供だけでなく、働
き盛りの中高年層でもそう感じられている方は多いのではないでしょうか。
 
 文科省が提供している「子どもの体力向上」と銘打ったサイトでは、体を動
かすために、自分自身を観察する方法や、目標を決めた運動方法、実際に体を
動かせる場所をまとめて紹介しています。スポーツができる場所の情報という
のは、大人も子どもも関係なく利用できる情報ですから、ぜひ活用したいです
ね。

・「子どもの体力向上」ホームページ
 http://www.recreation.or.jp/kodomo/

(2)走ることを楽しくするアプリ
 ただ走るだけよりも、どれ位走ったか、どんなペースで走れていたかを記録
できると、やる気もアップしますよね。
 
 Nike(ナイキ)では、スマートフォンに入れることのできる公式ランニ
ング支援アプリ「NIKE+ RUNNING」をリリースしています。

 「NIKE+ RUNNING」を起動しながら走った記録は蓄積され、地図
上に表示されていくので、過去の記録などを確認しながら自分自身に挑戦する
こともできますね。

・NIKE+ RUNNING アプリケーション
 http://support-ja-jp.nikeplus.com/app/answers/list/p/3169,3575


■□今日の天気は大丈夫?□■
 準備運動も十分におこない、体力もついたところで、さあランニング!と意
気込んでも、やっぱりお天気は気になるところ。天候に関するサービスは色々
ありますが、おすすめしたいのは、やはり気象庁のサイトです。

 平成25年5月に開始した気象庁の「レーダー・ナウキャスト」では、最新
の状況から60分先までの予報を10分ごとに表示しているので、ランニング
に出かける前にチェックしておくと安心ですね。

・気象庁 | レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)
 パソコン:http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
 携帯・スマートフォン:http://www.jma.go.jp/jp/bosaijoho/m/radnowc/


 ITという言葉は、運動とは程遠いもののような気がしますが、運動を始め
る前の情報を収集したり、分析したりするためには、うってつけのツールです。
今回紹介させていただいた気象庁のサービスは、運動の時以外にも役立つので
はないでしょうか。是非活用してくださいね。
 
 次回は、食欲の秋とITのステキな関係を紹介します。
 

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          秋とITのステキな関係 第2回          
           ?”○○”の秋こそ、ITで?
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 スーパーの食材コーナーで日本全国の美味しい秋の味覚が並んでいるのを見
ると、今が収穫の秋であることを実感します。秋の行楽駅弁・空弁フェアなど
食に関したフェアの開催も増え、食欲の秋を満喫したくなりますね。

 今月は、秋とITのステキな関係と題して、「○○の秋」に使えるインター
ネットの素敵なサービスや、スマートフォンで使えるアプリを紹介します。第
2回の今週は、「食欲の秋」です。

■□秋ならではの食材で料理する□■
 秋ならではの食材として思い浮かべるのはなんでしょうか?くり、さんま、
秋ナス、いちじく、柿・・・その他にもたくさんの食材が思い浮かびます。昔
から私たち日本人は「旬」を大切にした食事をいただいてきました。食材ごと
の調理方法や味付けなど、受け継いできた知識は本当に大切なものですよね。

 時代は流れ、いまはインターネットを使って情報を得ている方も多いのでは
ないでしょうか。

(1)旬の食材を予報する
 旬の食材とはいっても、今どんな食材が旬なのかと聞かれると、ぱっと答え
るのはなかなか難しいものです。そんなときに活用したいのが、”旬食予報士”
が旬な食材と楽しみ方を目利きし、今月の旬を紹介する「旬食予報」です。

 たくさんある旬の食材から、毎月5つの食材をピックアップし、「旬」の見
分け方や楽しみ方、食材にまつわる雑学などが紹介されています。10月の旬
食材は、りんご・かき・きのこ・サツマイモ・梨の5種類だそうです。
 
 食材紹介にとどまることなく、旬の食材を用いた料理の完成写真投稿など、
料理のイメージを膨らませることのできる参加型のコンテンツですので、思わ
ずじっくり見てしまう内容になっています。

・旬食予報
 http://www.shunshokuyoho.jp/


(2)ぱぱっとレシピを決めたい人へ
 インターネットにはあまり詳しくない、という方にも知名度が高いレシピ投
稿サイトサイト「クックパッド」。
 レシピ数150万を超える日本最大のレシピサイトですが、単にレシピの紹
介をおこなうだけではなく、クックバッドで紹介されているレシピには、企業
とコラボレーションした「メーカーこだわりのレシピ」や、季節ごとの特集、
体のことを考えた薬膳・健康特集など気になる特集がたくさんあります。
 
 秋の料理を考える場合も、食材名や料理名ではなく「秋」の1語を入力して
検索するだけで1万を超えるレシピが表示されます。
 
 今から買い物に行って”秋らしいもの”をつくろう!という場合にも、とて
も役立ちそうですね。

・レシピ検索No.1/料理レシピ載せるなら クックパッド
 http://cookpad.com/
・クックパッドのスマートフォンアプリ
 http://cookpad.com/mobile


■□料理写真で食を楽しむ□■
 おいしい料理を作ったり食べたりしたときに、写真を撮影してSNSに公開
している方も最近は増えているようで、ご飯の時間帯にSNSの投稿を眺めて
いると、色目鮮やかで綺麗に盛り付けられた料理写真をよく目にします。

 食べ物の撮影に特化したお料理カメラアプリ「ミイル(miil)」で記録
を残してみませんか?アプリには、料理を美味しそうに見せる機能が盛りだく
さんです。

 ミイル独自の料理写真共有SNSや、TwitterやFacebookな
どのその他のサービスとの共有も簡単にできますよ。

・写真を通じて『おいしい』を共有するサービス「ミイル(miil)」
 http://miil.me/

 運動して食べて、身体もおなか満足したなら、次は芸術の秋で心を満足させ
ましょう。次回は、芸術の秋とITのステキな関係を紹介します。


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       秋とITのステキな関係 第3回          
        ”○○”の秋こそ、ITで
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 秋も深まり、山に視線を向けると、紅葉した木々と、まだ青々とした木々と
の色合いが、青い空のキャンパスに溶けていくようで、自然の景色こそが芸術
かもしれないなと感じます。

 今月は、秋とITのステキな関係と題して、「○○の秋」に使えるインター
ネットの素敵なサービスや、スマートフォンで使えるアプリを紹介しています。
10月後半に入った今回は、「心を満足させる芸術とIT」についてお話して
いきます。

■□芸術を探しに行こう□■
 秋は美術館の催しだけでなく、さまざまな芸術イベントが開催されています。
週末、どこかに芸術を鑑賞しに出かけたいなと思っても、どうやって探せば良
いかわからない、という方は多いのではないでしょうか。

 そんなときは、デザイン情報専門サイトJDN(ジャパンデザインネット)
が運営する、デザイン・アートの展覧会やイベントに特化したイベント情報サ
イト「イベントエース」をチェックしてみませんか?

 サイト自体もデザイン性に富んでおり、ポスター・建築・写真・洋画・彫刻
など、13通りの分類されたイベントからだけでなく、開催エリアや、実施期
間、キーワードなどでも探すことができるので、目的に応じた芸術の秋を体験
することができます。

 東京では10月末から11月初旬にかけて、東京の街がデザイン一色に染ま
るデザインウィークというイベントも開催されるようです。そういった季節の
イベントを探すのも良いかもしれませんね。

・イベントエース
 http://event.japandesign.ne.jp/


■□形のある芸術を作ろう□■
 彫刻や粘土細工のような造形ではなく、パソコンやスマートフォンを使って
形のある芸術を作ってみてはいかがでしょう。

(1)芸術を印刷してみよう
 3Dプリンターをご存知ですか?3Dプリンターは、パソコンで作った立体
データ(設計図のようなもの)を樹脂などでそのまま印刷することができるた
め、もともとは工場での試作品を作成するために使われていました。現在は家
庭向けのものが販売されていて、発売当初に比べると安価になりました。
 
 とはいっても、いきなり購入するには敷居が高いという場合には、3Dプリ
ントサービスがおすすめです。3Dデータを作成するためのソフトもサイトか
ら無料で入手でき、使い方をレクチャーした動画が提供されていますので、今
から始めたいという方には一歩を踏み出しやすいかもしれません。

 もちろん、3DCADソフトで作成したデータも使用可能ですので、仕事で
使うサンプルを1つ作ってみる、という場合にも使えますね。

・DMM 3Dプリント
 http://make.dmm.com/

(2)てのひらのスマートフォンで芸術を体験してみよう
 ろくろを回して焼き物を作る、という機会はなかなかないもの。でも、少し
興味はある、という方も多いのではないでしょうか。

 そんな時に、スマホで陶芸を体験できる「Let's Create! 
Pottery Lite」はいかがでしょうか。粘土の手触りこそ体験でき
ませんが、粘土の成形や焼成、色付けなどを行うことで、プチ陶芸家気分を味
わえますよ。

・Let's Create!Pottery Lite(iPhone用)
 https://itunes.apple.com/jp/app/lets-create!-pottery-hd-lite/id397756644
・Let's Create!Pottery LiteAndroid用
 https://play.google.com/store/apps/details?id=pl.idreams.potterylite

 芸術は、人生も心を豊かにすると文部科学白書に書かれていました。現代で
は、ITを活用することで、人生や心を豊かにする方法に、より一層の可能性
が加わるのではないでしょうか。

 次回は読書とITのステキな関係をお届けします。

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          秋とITのステキな関係 最終回          
           ”○○”の秋こそ、ITで
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 先日のニュースで、今年は台風の数が非常に多いと取り上げられていました。
週末の天気を考えると、家にいてゆっくり過ごしたほうが良いのではないかと
思うことも多く、ついつい書店で本を購入したり、ネットで本を探してみたり
と、気付けば読書の秋を過ごしていた方も多いのではないでしょうか。

 最終回の今回は、”読書”の秋についてお話します。外に出かけることを躊
躇してしまう時、お部屋でゆっくり読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■□ 無料公開のデジタル書籍の老舗 □■
 ”利用に対価を求めないインターネット電子図書館”を謳う「青空文庫」で
は、著作権の消滅した作品と、自由に読める文庫を広く公開しています。

 たとえば、2012年には、室生犀星や柳田國男の作品保護期間が終了し、
「青空文庫」に収録されました。また、2016年には江戸川乱歩や谷崎潤一
郎といった、少年期に心躍らせた作品や教科書で読んだ記憶のある作品も保護
期間が終了するので、「青空文庫」で読めるようになります。

 2・3年前は、多くの電子書籍サービスが、そのコンテンツの少なさから、
「青空文庫」のデータを利用したという話もありました。
 
 Amazonが販売しているKindleや、楽天のKoboなどの電子ブッ
クから、スマートフォンアプリ、パソコンで利用できるアプリまで、様々な場
所で様々な形態で読むことのできるのも魅力のひとつですね。

・青空文庫
 http://www.aozora.gr.jp/


■□ 国が手掛ける図書館のサービス □■
 先に紹介した青空文庫とは異なり、国立国会図書館が手掛ける「近代デジタ
ルライブラリー」は、著作権の切れた明治期以降の図書資料をスキャンしてイ
ンターネット上に公開するサービスです。
 
 スキャナーで取り込んで画像として公開されている性質上、文字の選択やコ
ピーなどはできませんが、発行された時代に挿入された挿絵や、その当時の表
現などを感じることができるのも魅力的です。

 32万冊以上あるデータは画像のため、資料中の文章を対象としたテキスト
検索はできませんが、目次や冊子のタイトルから検索することができたり、資
料そのものをPDF形式の電子データで保存することも可能なため、電子ブッ
クやスマートフォンで、いつでも持ち歩いて読むことができます。

 たとえば、”ビジネス”という言葉で検索をすると、1900年初頭に9軒
の店舗の9人の番頭さんが書いた「ビジネス日記」を見ることができます。
 
 仕事上の失敗や、上司に褒められた話、店頭装飾の必要性など、100年以
上経てもなお面白く読める書籍に出会えるというのも面白いですね。

 先人に学ぶという言葉がありますが、そういった先人の知恵とそのままの形
で出会えるサービスを眺めながら、秋の夜長を過ごすのも良いものではないで
しょうか。

・近代デジタルライブラリー
 http://kindai.ndl.go.jp/


■□ 旬の情報を無料電子書籍で入手しよう □■
 「青空文庫」も、「近代デジタルライブラリー」も、著作権が切れ、作品保
護期間が終了したものを掲載していますが、「Digital Book 
Japan」は、芸能人やアーティストのインタビュー、玩具やキャラクター
紹介、小説や写真集、絵本から漫画、ビジネスから料理レシピまで、さまざま
なジャンルや著者の本が、随時新刊として公開されています。

 ビジネス書カテゴリでは30冊以上が公開され、カラー写真入りのインタビュー
記事など、有料で購入した書籍のようなクオリティのものも存在しますよ。

・電子書籍が無料で読めるDigital Book Japan
 http://digitalbook-jp.com/

 日本での著作権保護期間は小説や脚本、マンガ、音楽などは作者没後50年
ですが、欧米では作者の没後70年が主流となっているところが多いようです。

 食品の輸入に関してニュースでも大きく取り上げられている環太平洋経済連
携協定(TPP)の議題の中には、著作権を保護する期間に関する内容も含ま
れています。
 
 知的財産分野の交渉に関しては、あまり大きく取り上げられていませんが、
ビジネスをおこなっていく上では、注視すべき項目かもしれませんね。