◎◎ 新着ITニュース ◎◎ 2013年11月
第1回 第2回 第3回 最終回
とりあえず、これを押さえておけば、あなたも情報通!そんな新着ニュース
を毎週厳選してお届けします! さて、今回のニュースは・・・
…………………………………………………………………………………
◆Google「ウェブマスターツール」に新機能が追加
自社のホームページを公開している企業は実に多い。自社で制作する場合もあ
れば、制作会社に依頼する場合もあるだろう。いずれのケースにおいても、時
折耳に飛び込んでくるキーワードと言えば、「改ざん」だ。
・改ざんとは(IT用語辞典バイナリ)
http://www.sophia-it.com/content/%E6%94%B9%E3%81%96%E3%82%93
「改ざん」とは、ホームページの管理者以外の第三者が、許可なく不正にホー
ムページの掲載内容を書き換える行為のことで、誹謗中傷を目的とするもの、
営利目的のもの、政治的主張を含むものなど、タイプは様々であるが、企業の
規模に関わらず、いくつもの企業がターゲットとなり、「改ざん」されている
というニュースが後を絶たない。
こうしたホームページの「改ざん」は、一般の閲覧者が異変に気付いて連絡し
てきて気が付くケースや、日々アクセスログをチェックし、きちんとメンテナ
ンスや管理をおこなっていて、管理者自身が気が付くケースもあるが、多くの
場合は、「改ざん」をするために不正なアクセスをしても、アクセスした痕跡
ごと抹消するタイプのものが多く、大きな書き換えならすぐに気が付けても、
細かな書き換えまでは気が付くのに時間を要したというケースも少なくはない。
そこで、多くのホームページ管理者が利用しているGoogleの「ウェブマ
スターツール」に、ホームページ管理者にとって非常に有益な機能が加わった
ので是非紹介したい。
・ウェブマスターツール
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja
「ウェブマスターツール」とは、ホームページ管理者にとってはおなじみのツー
ルであるが、管理者以外の人にはあまり耳なじみがないツールだろう。
「ウェブマスターツール」では、ホームページの構成をグーグルに通知して検
索にヒットさせるようにしたり、具体的な検索キーワードの照会、参照ページ
やクリック数などの照会等、ホームページに関する様々な情報が得られるツー
ルであるが、新しく「セキュリティの問題」というメニューが加わった。
これは、ホームページに挿入された不正コードについての情報提供や、それに
対する対応策や復旧方法を参照することができる機能だ。
何も問題がない場合は、「貴サイトからはセキュリティの問題は検出されませ
んでした。サイトに関連するセキュリティの問題について詳しくは、ハッキン
グされたサイトに関するリソースをご確認ください。」と表示されるが、不正
に改ざんされたり、スパムやマルウェアに感染しているとGoogleが判断
した場合には、「Googleはあなたのサイトで不正なコードを検出しまし
た。あなたのサイトの閲覧者をマルウェアから保護するため、Googleの
検索結果では現在、あなたのサイトへのリンクをクリックしたユーザーに警告
メッセージを表示しています」と表示される。
どのホームページが狙われているかはわからない。だが、万が一狙われてしまっ
た場合に、最速で最適な対応をできるかどうか、それが肝心だ。
「セキュリティの問題」で追加された新機能は、ホームページ管理担当者の手
助けをしてくれることだろう。是非活用していただきたい。
…………………………………………………………………………………
◆冬到来!防寒性・操作性に優れた”スマホ用手袋”
そろそろ冬がやって来る。ビジネスマンには季節を問わず、打合せや会議など
外出する機会は多く、出先でスマートフォンやタブレット端末を使う機会も多
いが、寒くなってくると、手先が冷えてスムーズな操作がし辛くなるという経
験はないだろうか。
スマートフォンが普及し始めた頃、手袋をしたままスマートフォンが操作でき
るという手袋が多く発売され、街中でも見る機会が多かったが、そのほとんど
は、指先が開いていて、操作する時には指先が外気に触れて結局寒いというも
のであった。
指先を出さないといけなかった理由としては、iPhoneなどで採用されて
いる、静電容量式のタッチスクリーンが、画面に触れた指が電気を通すことを
感知して操作を認識しているためで、指先が出ていないと感知できずに操作不
能であったためだと考えられる。
しかし時代は進み、スマートフォンやタブレット端末も普及の波を拡大したこ
とにあわせ、”スマホ用手袋”も進化し、今では指先を出さなくても、まさに
普通の手袋をした状態のまま操作ができるものが多く発売されている。
まずは、「iTouch Gloves」。
・iTouch Gloves
http://itouchgloves.jp/
「iTouch Gloves」は、特殊糸を編みこみ、タッチパネルの操作
を可能にしており、5本の指全てがタッチパネル対応だ。勿論指先も暖かいま
まで、サイズも女性用・男性用と2サイズ用意されており、デザインも複数用
意されているので、防寒や操作性は勿論、TPOにあわせたお洒落が楽しめそ
うだ。
通常の外出先では「iTouch Gloves」でも十分だが、それよりも
もっと寒い所でもスマートフォンを操作したい時には、「isgloves」
がお勧めだ。
・isgloves
http://ww7.me/isgloves/
「isgloves」は、冬山での登山やスキーのゲレンデ、屋外での現場作
業での端末操作等を想定した手袋で、高機能断熱材などを使ったマフィン型の
アウターも付いており、操作しないときは指にかぶせて寒さをシャットアウト
できるという、より防寒性を追求したものになっている。
ビジネスシーンだけではなく、プライベートやアウトドアスポーツなど、様々
な場面で活躍してくれる”スマホ用手袋”。これから寒くなるにつれ、需要が
高まるものなので、早めにお気に入りを見つけておきたいものだ。
…………………………………………………………………………………
◆もうすぐ師走!”ロボットの手も借りたい”人に「twittbot」
もうすぐ師走がやって来る。師走という語源は、諸説さまざまであるが、師も
走るほど大忙しの月という一般的な認識は共通しており、それはビジネスシー
ンにおいても同様だ。
そんな時に、インターネットビジネスの業務負担を少しでも軽くするロボット
が居たら便利ではないだろうか。
そこで、Twitter利用者は、一度は耳にしたことがある、「bot」を
使ってみよう。
・botとは(IT用語辞典)
http://e-words.jp/w/E3839CE38383E38388.html
「bot」の語源は、ロボットから来ており、Twitterの機能を使って
作られた、機械による自動発言システムである。
ここでは、Twitterでの「bot」作成について紹介するが、まず、
Twitterの特徴としては、
・無料で利用できる
・アカウントが複数個つくれる
・商用利用が可能
という特徴があり、この商用利用が可能な所がビジネスシーンでも注目され、
今や数多くの企業で利用されている。
・twittbot
http://twittbot.net/
「twittbot」では、
・定期つぶやき(登録・ランダムを指定可能)
・条件を指定した返信
・ランダム返信(条件に合致しなかった場合にランダムに返信される)
・タイムラインに反応して返信(プレミアム・バージョン)
・時間指定つぶやき(年・月・日・時・分・曜日等を指定してつぶやき)
・自動フォロー返し
・夜時間帯のつぶやき停止
・つぶやきデータバックアップ
・つぶやきデータ一括削除
等の機能が利用できるので、消費者に嫌われそうな夜間帯のつぶやきは停止し
たり、休暇中のフォロー返しはひとまずロボットに任せて、後日担当者が改め
てフォロー挨拶をしたりといった事ができる他、キャンペーン開始日時を指定
して告知つぶやきを流したり、定期的に販促プロモーションを入れたりといっ
たこともできる。
年末年始の休業期間の案内、新年のご挨拶や、休暇期間中のフォローバック等
はロボットにお任せしておいて、担当者は悠々と休暇を満喫することも夢では
ない。
年末年始の休暇期間こそ、消費者の目が光る時だ。そこを取りこぼさないよう
に、うまくロボットを活用し、”猫の手を借りる”のではなく、”ロボットの
手を借りる”というのも良いのではないだろうか。
とは言っても、やはり生身の販促担当者が手動で呟くのと、ロボットが自動で
呟くのとでは何処か温度感が違い、その頻度や内容によっては、逆効果になる
場合もあるので、利用期間を定めたり、頻度を調整したりといった配慮を怠ら
ず、是非賢く活用していただきたい。
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◆”既読スルー”で起きるトラブルを避けるための「ちらみ」アプリ
「LINE」は、世界では2億3,000万人、日本では4,700万人の
利用者を突破した人気アプリである。(2013年8月時点でのデータ)
多くの若者たちの間で、主要なコミュニケーションツールとなりつつある
「LINE」は、読者の方々の中でも利用されている人も多いのではないだろ
うか。
・LINE
http://line.naver.jp/ja/
「LINE」では無料通話もおこなえるが、主に利用されているのは、リア
ルタイムチャットのように利用できるトーク機能で、相手がトークの内容を読
んだか読んでいないかをリアルタイムで知ることができ、メールのように読ん
でくれたか読んでくれていないか返事が来るまで解らないといったことも回避
できる”既読”機能も人気の1つである。
しかし、”既読”が付いているのに返信が返って来ないとなると、少し不安
になってしまう人も多いようで、このように”既読”が付いているのに返信を
しないことは、若者たちの間で”既読スルー”と呼ばれ、少し懸念されてしま
う傾向があるようだ。
忙しい時に、”既読”したは良いけれど、レスポンスまで返している時間が
ないといった時にでも、相手側に”既読スルー”だと判断されてしまったので
は、リアルタイムでトークができる利点でさえも、なんだかプレッシャーに感
じてしまい、余裕がない時は「LINE」からの通知で最初の1行だけを読ん
で”既読”は付けないといった配慮を心掛ける人も少なくないと言う。
なんとも不思議な文化ではあるが、やはりプレッシャーを感じるのも、相手
側に”既読スルー”だと思われることも避けたい・・・そんな時に利用できる
人気アプリが、「ちらみ」である。
・既読をつけないでメッセージやメールが読める「ちらみ」
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.awalker.chirami
「ちらみ」は、「LINE」のトークやメッセージ内容に”既読”(または
開封)を付けず、未読のまま読むことができるアプリで、こういった”既読ス
ルー”という言葉が世に広まって以来、じわじわと人気をあげてきたアプリで
ある。
「ちらみ」では、「LINE」だけではなく、「WhatApp」「comm」
「KAKAOTALK」「facebook」「twitter」「skype」
「Viber」にも対応しており、トークやメッセージがきたら通知バーから
「ちらみ」を開くだけで、既読を回避し、通常の通知バーよりも多くの情報を
未読のまま読むことが可能。
この”既読スルー”は、若者の間でもごく一般的な単語として認識されてお
り、”既読スルー”がきっかけで、人間関係のトラブルにも発展してしまう事
もあるらしい。タイムリーな情報を常に発信・交信できる今の時代だからこそ
の文化であると言えるだろう。
とりあえず、これを押さえておけば、あなたも情報通!そんな新着ニュース
を毎週厳選してお届けします! さて、今回のニュースは・・・
…………………………………………………………………………………
◆Google「ウェブマスターツール」に新機能が追加
自社のホームページを公開している企業は実に多い。自社で制作する場合もあ
れば、制作会社に依頼する場合もあるだろう。いずれのケースにおいても、時
折耳に飛び込んでくるキーワードと言えば、「改ざん」だ。
・改ざんとは(IT用語辞典バイナリ)
http://www.sophia-it.com/content/%E6%94%B9%E3%81%96%E3%82%93
「改ざん」とは、ホームページの管理者以外の第三者が、許可なく不正にホー
ムページの掲載内容を書き換える行為のことで、誹謗中傷を目的とするもの、
営利目的のもの、政治的主張を含むものなど、タイプは様々であるが、企業の
規模に関わらず、いくつもの企業がターゲットとなり、「改ざん」されている
というニュースが後を絶たない。
こうしたホームページの「改ざん」は、一般の閲覧者が異変に気付いて連絡し
てきて気が付くケースや、日々アクセスログをチェックし、きちんとメンテナ
ンスや管理をおこなっていて、管理者自身が気が付くケースもあるが、多くの
場合は、「改ざん」をするために不正なアクセスをしても、アクセスした痕跡
ごと抹消するタイプのものが多く、大きな書き換えならすぐに気が付けても、
細かな書き換えまでは気が付くのに時間を要したというケースも少なくはない。
そこで、多くのホームページ管理者が利用しているGoogleの「ウェブマ
スターツール」に、ホームページ管理者にとって非常に有益な機能が加わった
ので是非紹介したい。
・ウェブマスターツール
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja
「ウェブマスターツール」とは、ホームページ管理者にとってはおなじみのツー
ルであるが、管理者以外の人にはあまり耳なじみがないツールだろう。
「ウェブマスターツール」では、ホームページの構成をグーグルに通知して検
索にヒットさせるようにしたり、具体的な検索キーワードの照会、参照ページ
やクリック数などの照会等、ホームページに関する様々な情報が得られるツー
ルであるが、新しく「セキュリティの問題」というメニューが加わった。
これは、ホームページに挿入された不正コードについての情報提供や、それに
対する対応策や復旧方法を参照することができる機能だ。
何も問題がない場合は、「貴サイトからはセキュリティの問題は検出されませ
んでした。サイトに関連するセキュリティの問題について詳しくは、ハッキン
グされたサイトに関するリソースをご確認ください。」と表示されるが、不正
に改ざんされたり、スパムやマルウェアに感染しているとGoogleが判断
した場合には、「Googleはあなたのサイトで不正なコードを検出しまし
た。あなたのサイトの閲覧者をマルウェアから保護するため、Googleの
検索結果では現在、あなたのサイトへのリンクをクリックしたユーザーに警告
メッセージを表示しています」と表示される。
どのホームページが狙われているかはわからない。だが、万が一狙われてしまっ
た場合に、最速で最適な対応をできるかどうか、それが肝心だ。
「セキュリティの問題」で追加された新機能は、ホームページ管理担当者の手
助けをしてくれることだろう。是非活用していただきたい。
…………………………………………………………………………………
◆冬到来!防寒性・操作性に優れた”スマホ用手袋”
そろそろ冬がやって来る。ビジネスマンには季節を問わず、打合せや会議など
外出する機会は多く、出先でスマートフォンやタブレット端末を使う機会も多
いが、寒くなってくると、手先が冷えてスムーズな操作がし辛くなるという経
験はないだろうか。
スマートフォンが普及し始めた頃、手袋をしたままスマートフォンが操作でき
るという手袋が多く発売され、街中でも見る機会が多かったが、そのほとんど
は、指先が開いていて、操作する時には指先が外気に触れて結局寒いというも
のであった。
指先を出さないといけなかった理由としては、iPhoneなどで採用されて
いる、静電容量式のタッチスクリーンが、画面に触れた指が電気を通すことを
感知して操作を認識しているためで、指先が出ていないと感知できずに操作不
能であったためだと考えられる。
しかし時代は進み、スマートフォンやタブレット端末も普及の波を拡大したこ
とにあわせ、”スマホ用手袋”も進化し、今では指先を出さなくても、まさに
普通の手袋をした状態のまま操作ができるものが多く発売されている。
まずは、「iTouch Gloves」。
・iTouch Gloves
http://itouchgloves.jp/
「iTouch Gloves」は、特殊糸を編みこみ、タッチパネルの操作
を可能にしており、5本の指全てがタッチパネル対応だ。勿論指先も暖かいま
まで、サイズも女性用・男性用と2サイズ用意されており、デザインも複数用
意されているので、防寒や操作性は勿論、TPOにあわせたお洒落が楽しめそ
うだ。
通常の外出先では「iTouch Gloves」でも十分だが、それよりも
もっと寒い所でもスマートフォンを操作したい時には、「isgloves」
がお勧めだ。
・isgloves
http://ww7.me/isgloves/
「isgloves」は、冬山での登山やスキーのゲレンデ、屋外での現場作
業での端末操作等を想定した手袋で、高機能断熱材などを使ったマフィン型の
アウターも付いており、操作しないときは指にかぶせて寒さをシャットアウト
できるという、より防寒性を追求したものになっている。
ビジネスシーンだけではなく、プライベートやアウトドアスポーツなど、様々
な場面で活躍してくれる”スマホ用手袋”。これから寒くなるにつれ、需要が
高まるものなので、早めにお気に入りを見つけておきたいものだ。
…………………………………………………………………………………
◆もうすぐ師走!”ロボットの手も借りたい”人に「twittbot」
もうすぐ師走がやって来る。師走という語源は、諸説さまざまであるが、師も
走るほど大忙しの月という一般的な認識は共通しており、それはビジネスシー
ンにおいても同様だ。
そんな時に、インターネットビジネスの業務負担を少しでも軽くするロボット
が居たら便利ではないだろうか。
そこで、Twitter利用者は、一度は耳にしたことがある、「bot」を
使ってみよう。
・botとは(IT用語辞典)
http://e-words.jp/w/E3839CE38383E38388.html
「bot」の語源は、ロボットから来ており、Twitterの機能を使って
作られた、機械による自動発言システムである。
ここでは、Twitterでの「bot」作成について紹介するが、まず、
Twitterの特徴としては、
・無料で利用できる
・アカウントが複数個つくれる
・商用利用が可能
という特徴があり、この商用利用が可能な所がビジネスシーンでも注目され、
今や数多くの企業で利用されている。
・twittbot
http://twittbot.net/
「twittbot」では、
・定期つぶやき(登録・ランダムを指定可能)
・条件を指定した返信
・ランダム返信(条件に合致しなかった場合にランダムに返信される)
・タイムラインに反応して返信(プレミアム・バージョン)
・時間指定つぶやき(年・月・日・時・分・曜日等を指定してつぶやき)
・自動フォロー返し
・夜時間帯のつぶやき停止
・つぶやきデータバックアップ
・つぶやきデータ一括削除
等の機能が利用できるので、消費者に嫌われそうな夜間帯のつぶやきは停止し
たり、休暇中のフォロー返しはひとまずロボットに任せて、後日担当者が改め
てフォロー挨拶をしたりといった事ができる他、キャンペーン開始日時を指定
して告知つぶやきを流したり、定期的に販促プロモーションを入れたりといっ
たこともできる。
年末年始の休業期間の案内、新年のご挨拶や、休暇期間中のフォローバック等
はロボットにお任せしておいて、担当者は悠々と休暇を満喫することも夢では
ない。
年末年始の休暇期間こそ、消費者の目が光る時だ。そこを取りこぼさないよう
に、うまくロボットを活用し、”猫の手を借りる”のではなく、”ロボットの
手を借りる”というのも良いのではないだろうか。
とは言っても、やはり生身の販促担当者が手動で呟くのと、ロボットが自動で
呟くのとでは何処か温度感が違い、その頻度や内容によっては、逆効果になる
場合もあるので、利用期間を定めたり、頻度を調整したりといった配慮を怠ら
ず、是非賢く活用していただきたい。
…………………………………………………………………………………
◆”既読スルー”で起きるトラブルを避けるための「ちらみ」アプリ
「LINE」は、世界では2億3,000万人、日本では4,700万人の
利用者を突破した人気アプリである。(2013年8月時点でのデータ)
多くの若者たちの間で、主要なコミュニケーションツールとなりつつある
「LINE」は、読者の方々の中でも利用されている人も多いのではないだろ
うか。
・LINE
http://line.naver.jp/ja/
「LINE」では無料通話もおこなえるが、主に利用されているのは、リア
ルタイムチャットのように利用できるトーク機能で、相手がトークの内容を読
んだか読んでいないかをリアルタイムで知ることができ、メールのように読ん
でくれたか読んでくれていないか返事が来るまで解らないといったことも回避
できる”既読”機能も人気の1つである。
しかし、”既読”が付いているのに返信が返って来ないとなると、少し不安
になってしまう人も多いようで、このように”既読”が付いているのに返信を
しないことは、若者たちの間で”既読スルー”と呼ばれ、少し懸念されてしま
う傾向があるようだ。
忙しい時に、”既読”したは良いけれど、レスポンスまで返している時間が
ないといった時にでも、相手側に”既読スルー”だと判断されてしまったので
は、リアルタイムでトークができる利点でさえも、なんだかプレッシャーに感
じてしまい、余裕がない時は「LINE」からの通知で最初の1行だけを読ん
で”既読”は付けないといった配慮を心掛ける人も少なくないと言う。
なんとも不思議な文化ではあるが、やはりプレッシャーを感じるのも、相手
側に”既読スルー”だと思われることも避けたい・・・そんな時に利用できる
人気アプリが、「ちらみ」である。
・既読をつけないでメッセージやメールが読める「ちらみ」
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.awalker.chirami
「ちらみ」は、「LINE」のトークやメッセージ内容に”既読”(または
開封)を付けず、未読のまま読むことができるアプリで、こういった”既読ス
ルー”という言葉が世に広まって以来、じわじわと人気をあげてきたアプリで
ある。
「ちらみ」では、「LINE」だけではなく、「WhatApp」「comm」
「KAKAOTALK」「facebook」「twitter」「skype」
「Viber」にも対応しており、トークやメッセージがきたら通知バーから
「ちらみ」を開くだけで、既読を回避し、通常の通知バーよりも多くの情報を
未読のまま読むことが可能。
この”既読スルー”は、若者の間でもごく一般的な単語として認識されてお
り、”既読スルー”がきっかけで、人間関係のトラブルにも発展してしまう事
もあるらしい。タイムリーな情報を常に発信・交信できる今の時代だからこそ
の文化であると言えるだろう。