◎2014年2月度 株式会社関塾様
vol.2 株式会社関塾様
b-mallマガジンでは、毎月ザ・ビジネスモールをうまくご活用いただいている企業様を
ご紹介しております。
第2回の企業様は
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株式会社関塾 様 [大阪府大阪市]
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少子化が叫ばれて既に四半世紀、一向に出生率が上がる気配が無い中で、子供向
けのビジネスは活況を呈しています。子供ひとりに対し両親と両家の親と合わせ
て6人がお金を使う(シックスポケット)うえ、脱ゆとり教育・難関公立校の人気
などにより、子供の将来のための教育投資が増加しているのです。
今回、ザ・ビジネスモール活用企業のご紹介にご登場いただくのは、フランチャ
イズ方式の学習塾「関塾」「Dr関塾」を展開されて40周年を迎えられた株式会社
関塾様です。
事業の沿革や現状、フランチャイズ(FC)方式の塾経営、ザ・ビジネスモール
の活用方法などを、大阪市中央区久太郎町の株式会社関塾本社で、販売促進部
部長の田部井美幸さんと、開発部エリアマネージャーの南野睦夫さんのお二人に
お話しをお伺いました。
株式会社関塾
代表取締役社長 田部井 誠様
- FCで学習塾事業を始められたきっかけを教えていただけますか?
田部井さん:「創業者である母、田部井昌子は大変商才のある人で、親の事業
失敗で大手前高校を中退したものの、就職した地下鉄売店の売り上げをNo.1に
するほどだったそうです。
そんな様子を見込まれて父と結婚し、大阪市住之江区で電器店を営んでおりま
した。そこでも、ガリ版刷りのダイレクトメールにテレビの独自分割払い方式、
お試し設置など、当時では斬新なアイデアを凝らして店を繁盛させていました。
でも、せっかく育てた社員がメーカーの特約店増加政策で独立したり、オイル
ショックが起こったりで、店の売り上げが落ちてしまいました。
それなら何か家計の足しになる良い商売は無いものかと考えていたところ、
学習塾が良いと聞き、間口一間半、二畳と四畳半の部屋で先生を雇い『住之江
学習塾』を始めたんです。
京大・阪大大学院などの立派な先生が来てくれて、塾は繁盛しました。
でも、そうなるとすぐに大手学習塾が近所に開校し、また危機を迎えたんです。
その時、どうしたら良いかと色々考えていた母は、一冊の本と出合ったそうで、
それが、FCについて書かれた本だったのです。
思えば、電器店の特約店方式もFC方式に類似していましたから、よく理解でき
たのでしょう。塾スタートから2年目に、本部教室およびFC教室4の、合計5教室
でFC事業を始めました。
これが関塾のスタートです。
それから40年、今では北海道と沖縄を除く45都府県に教室を展開させていただ
いています。」
なるほど、お母様の昌子さんは、女性第一号の経済同友会メンバー、
女性経営者の先駆けでいらっしゃると伺っています。女性ならでは
の粘り強さ、きめ細かい心配りなどで、どの分野でも顧客満足第一
に事業をされてこられたことが成功の秘訣なのでしょうね。
- それでは、つぎに、FC方式での塾経営について教えていただけますか?
田部井さん:「株式会社関塾が展開するFC学習塾には、二つのタイプがあり
ます。少人数制進学塾の『関塾』と、完全個別指導塾の『Dr.関塾』です。
最近は、個別指導にニーズが高く、開業リスクも少ない『Dr.関塾』をまずは
お勧めしています。
弊社の資料には、学習塾経営の開業パターンとして主婦と兼業・脱サラ開業
等個人のケースをご紹介しておりますが、実際は新規開校の90%は法人なん
です。
ニーズの高い教育事業に進出し、本業のリスクヘッジをされるケースや、空き
物件やスペースの有効活用などが目的と伺います。『Dr.関塾』に加盟いただく
方の93%は、学習塾経営は初めての方ですから、経験は全く問いません。
開校までも、開校からも、本部のノウハウを使っていただけるのがFC方式の
メリットですから。」

開発部エリアマネージャー
南野睦夫さん
開発部エリアマネージャーの南野さんにお伺いします。
- 異業種から見た学習塾経営のメリットとはどんなものなのですか?
南野さん:「メリットはたくさんあるのですが、特に他業種と大きく異なる点
といえば、まずは在庫が無い点が挙げられます。それに、『Dr.関塾』の場合に
は、小スペースで少額投資で開校できますし、粗利率も比較的高く、現金回収
もファクタリング導入で安心です。
ただし、実際に開校をお申込みいただいても、立地審査、経営審査など、開業
審査制度があり、必ずしも開業できるとは限りません。調査結果を本部役員6名
が審査し、全員OKが出なければ、実際の開業には至らないのです。私の実感
では、開業される地域とつながりが深く、いわゆる地域の名士の経営者の方が、
地域の子どもたちの成長に貢献したいという気持ちで塾経営を選択されるのが、
一番成功するパターンだと思います。」
- そこでザ・ビジネスモールなのですね。
田部井さん:「はい、ザ・ビジネスモールの会員さんは、全国の商工会議所の
会員で地元の名士の経営者の方が多いので、ぜひとも私たちの『Dr.関塾』の
ことを知っていただきたくて、広告を出しています。塾の広告なんて、少し
意外かもしれませんが、私たちからすれば、良いご縁があればと大変期待して
いるんですよ。」
- 反響いかがでした?
田部井さん:「そうですね、いろんなインターネット広告に出稿していまし
たが、結構ビジネスモールさんからのアクセスが多かったですね。特に企業
検索の画面で、一番大きくバナーを掲載していますが、こちらのアクセス数
が一番反応が良いですよ。」
- インターネット広告からの問合せから実際開講される方は多いのですか?
田部井さん:「結構良い方かと思います。インターネットから来た方全て
ではないですが、ある程度ホームページの内容を見て頂いた方からの問合せ
なので、話がスムーズに進むケースが多いです。
又、ビジネスモール事務局の方が、毎月、いろんなテーマで掲載するバナー
デザインの作成をして頂いたので、広告効果が高かったと思います。」
ありがとうございます。
これからもザ・ビジネスモールのご活用よろしくお願いいたします。
- さて、最後に関塾のこれからについて、教えていただけますか?
田部井さん:「私たち関塾は、『人から人への教育』を基本理念としています。
そこで、就学時のみならず、生涯にわたり広く教育の機会を創造し推進していく
ことが大切と考え、一般財団法人田部井教育振興会を設立し、教育研修や奨学金
などの事業を行っています。このような社会貢献事業を含め、関塾全体一丸と
なって、生涯学習・人材育成に寄与していきたいと思っています。」
さて、今回関塾様にザ・ビジネスモールの広告を有効にご活用頂いている
と言う事で取材協力を頂きましたが、塾経営と企業という、一見広告効果
がないと思われがちではありますが、中小企業の皆様にとっては、有効な
情報提供となっていることがお分かり頂けたのではないかと思います。
尚、株式会社関塾様の情報は下記よりご覧いただけます。
■ザ・ビジネスモールのホームページ
https://s.b-mall.ne.jp/CompanyDetail-EQbqCQbrLTis/
■自社ホームページ
http://www.kanjuku-fc.net/index.html
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