ニューズレター2008年11月号（発行：大阪商工会議所）に掲載されました！！

○商品力で事業拡大を図る、眼鏡製造販売会社

日本で初めて既製老眼鏡を製造販売してきた歴史ある会社から、老眼鏡及び眼鏡部分事業だけを分離独立し、平成16年に新しく誕生し、４年が経過したのが、有限会社日本光材である。
「瞳にやさしく、視界さわやか」をモットーに、顧客の多様なニーズに応えて、使いやすく良質なメガネの製造に注力し、機能性だけでなく、デザイン性も重視した製品の開発・改良を行なっている。また、同時に、「メガネは医療用具である」という認識のもと、「目を守る」という基本的な考え方を大切にしながら、レンズ加工やフレームづくりに取り組んでいる。このため、設立よりのこの４年間で、着実に事業拡大をしてきた。同社の商品は、テレビショッピングなど日本全国有名通信販売会社各社でも多く販売されており、高く評価されている。
主力商品のひとつが「偏光サングラス」。偏光サングラスのレンズ（偏光レンズ）は、眩しさや反射光を効果的にカットできるレンズであり、普通のサングラスと違って、この偏光サングラスは光量を抑えて、反射光だけをカットし、よりクリアで快適な視界を確保できる。そのため、雪山では雪面からの反射光をカットするので、スキーを楽しむ際には、クリアな視界を確保でる。また、海でマリンスポーツを楽しむ際などには、水面のギラツキを軽減し、水中まで見やすくなる。このほか、工場の作業者が溶接などの作業をする際にも役立つ。形状も、通常のメガネタイプだけでなく、帽子に掛けるタイプなど様々形状を揃えており、様々な顧客ニーズに対応している。
もうひとつの主力商品は、「老眼鏡」。老眼鏡においては、中高年の視界をさわやかにする高品質なレンズ加工はもちろんのこと、デザイン性の高いフレームの開発に努めて、中高年の方が使用したくなる老眼鏡の開発を目指している。
このような専門性の高い商品力が、同社の事業を推進する原動力となっている。これからますます発展が期待できる企業である。（東住吉・平野支部）