塗装工程で最重要となるケレンとは?作業方法と効果

塗装工程で最重要となるケレンとは?作業方法と効果

塗装の寿命を決定づける「ケレン」の真実。原田鉄工が下地に命を懸ける理由
塗装の本来の目的は「錆から金属を守り、寿命を延ばすこと」です。しかし、どれほど高機能な塗料を使用しても、下地が不適切であればその効果は半減します。ここで最も重要となるのが、原田鉄工が最もこだわりを持つ工程「ケレン(素地調整)」です。

■ケレン(素地調整)とは何か?
ケレンとは、塗装前に鋼材表面の錆、汚れ、旧塗膜、そして製造工程で発生する酸化被膜(ミルスケール)を徹底的に取り除く作業です。しかし、単に汚れを落とすだけではありません。塗装の「食いつき」を良くするために、表面に微細な凹凸を作ることもケレンの重要な目的です。

■ケレンの効果:なぜ10年後の差が出るのか
ケレンを丁寧に行うことで、以下の2つの決定的な効果が生まれます。

付着性の向上(投錨効果): 表面に微細な傷をつけることで、塗料が「面」で食い込み、物理的に強固な結合(アンカーパターン)を生み出します。

腐食因子の遮断: 錆の種となる不純物を完全に除去することで、塗膜の下で進行する内部腐食を根絶します。 塗装の寿命に影響する要因の約50%は、このケレンの質にあると言われています。

■原田鉄工が実践する最高峰の「1種ケレン」
ケレンには手工具を使う方法もありますが、原田鉄工では最高レベルの清浄度を誇る「1種ケレン(ブラスト工法)」を主力としています。

圧倒的な清浄度: 手作業では届かない細部の錆まで除去し、鋼材を純粋な「銀白色」の状態へ戻します。

均一な下地形成: 熟練の職人が1点1点施工することで、複雑な形状でもムラのない理想的な下地を作り上げます。

■一貫体制がもたらす最大のメリット
ケレン後の鋼材は非常にデリケートで、放置すれば数時間で再発錆が始まります。原田鉄工の強みは、大型ブラスト設備と塗装場が隣接していることです。「完璧なケレン」を施した直後、金属が最も活性化している瞬間に塗装を施す。この連携こそが、数十年先まで剥がれない圧倒的な耐久性を実現します。

■結論:見えない工程にこそ、本物の品質が宿る
塗装が完了すれば、ケレンの跡は見えなくなります。しかし、数年後に錆が出るか、数十年維持できるかの差は、この「隠れた工程」で決まります。原田鉄工は「見えないからこそ手を抜かない」信念で、お客様の大切な資産を守り続けます。

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