名刺サイズから大型(四六全判)サイズまで、あらゆる箔押印刷が受注可能な印刷会社

名刺サイズから大型(四六全判)サイズまで、あらゆる箔押印刷が受注可能な印刷会社

印刷の後には、付加価値を付ける為のいろいろな加工方法を加えるのが一般的だ。箔押しという加工技術もその一つである。その原点は古く、金箔を薄く延ばして仏壇、仏具、絵画等に薄膜を漆で接着する技法だ。京都、金閣寺はその方法で装飾されており、今も輝きを誇っている。現在の箔押しは、ロール状の蒸着(じょうちゃく)した金属箔を熱転写する方法での箔押しが、一般的だ。
この箔押し一筋に、株式会社左文字特殊印刷は昭41年創業、業暦45年を有する印刷会社である。社名の左文字は創業者の祖父が名づけたもので、箔押工程で、凸版が左右逆転した向きの版を使うことがルーツ。平成15年の法人化後も、社名を継承し、その姿勢は、まさに箔押し一筋の同社を象徴するものだ。
創業後、同社は永く平野区内の自社工場と借工場で事業展開をしていた。その後、「日々良い製品作り・良い会社を作りたい」との社長の決断により、平成15年7月、東住吉区の現工場に移転を決断した。この移転で、工場規模は倍以上に拡大し、衛生管理面でも食品・化粧品・製薬会社向けに万全の体制ができ、その後も、積極的な機械投資を続けた。その中には、日本に初めて導入された、ヨーロッパ製の大型箔押機や超音波式検知装置などもある。
現在では小さな印刷から大きな判の箔押しまで、あらゆる箔押しが可能となり、技術的にも、できない箔押しは無いまでの進化をした。お客様からの要望に「箔押しなら何でもできるし、決してできないとは言わない。苦労しても完成させる。楽を覚えたら何もできない。」のが社長のモットーだ。その為、特に品質に厳しい、食品・化粧品・製薬会社からも絶大な信頼を得ている。
このような機械化・高度化を進めても、社長は「箔押しの基本は変わらない。機械は進歩しても、箔押しは原始的な技術。その原点は人造りだ。」がモットー。同社にはベテラン職人が多く、従業員の定着率も高いが、最近は新卒も採用して、将来を考えた人材育成をしている。「この数年でようやく、安定的な人材育成体制ができて、日常の現場は任せられる。今後は、箔押し加工を展開した新しい技術など、環境にも配慮した、新製品を開発して行きたい。」 前向きで、研究熱心な社長の姿勢は常に変らない。今後も同社の大きな発展を期待したい。(東住吉・平野支部)
(※ニューズレター247号(発行:大阪商工会議所)より抜粋)

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株式会社左文字特殊印刷事業所概要詳細
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大阪府大阪市東住吉区

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