「睡眠と健康」をテーマにオリジナルブランド「Joy‘th」を展開

「睡眠と健康」をテーマにオリジナルブランド「Joy‘th」を展開

みなさんはふとんが必要なときにどこに買いに行かれるだろうか?ズバリ、「ふとん屋さん」と回答する人は少ないのではないだろうか。
そこで港区でふとん館ひらのやを経営する近藤洋史氏にふとんがどこで販売されているかについて話を聞いたところ、「ふとんの販売量の50%以上が無店舗販売で販売されており、ふとん専門店では7%程度しか売られていません。その要因は寝具業界全体が『質より量』を重視したため、結果として商社、メーカーは量の取れやすい商品作りを優先させ、流通先も量販店やテレビショッピングなどの無店舗販売に重点をおいたからです」とのことであった。
最近テレビ、新聞、雑誌等で睡眠と健康の因果関係が数多く取り上げられるようになり、良質な睡眠を取るツールとしての寝具が大変注目されている。しかし、マスコミが注目する前にふとん館ひらのやでは、他の専門店、メーカーと協働して20社で「睡眠と健康」をテーマとしたJoy‘thというブランドを約8年前に立ちあげた。
Joy‘thのコンセプトは、商社、問屋頼みではなく「小売店は、お客様のための売りたい商品を売り、メーカーは消費者のための造りたい商品を造る」ということで、量から質への転換を目指している。特徴は、顧客ニーズにあった優れた国産の商品を従来よりも安価で提供できる点と飽きのこないシンプルなデザインである。同店では、布団の売上高のうち「Joy’th」ブランド商品の売上比率がおよそ8割を占めており顧客から好評を博している。
また同店では、「良質な睡眠を通して元気で健康でいて欲しい」という店の思いを伝えるため、来店客を中心に毎月「ひらのや通信」というレターを配布している。
最後に「Joy‘thブランドも徐々に認知されるようになり、指名買いされるお客さんが増えてきました。これからもお客さんから支持される『街のふとん屋さん』を目指して努力していきたい。そして環境にやさしいお店と地域づくりを実現するため、空き缶回収やエコキャンドルなどの環境活動にこれまで以上に積極的に参加していきます。」と熱く語っている近藤社長のお話が印象的であった。(此花・西・港支部)
(※ニューズレター253号(発行:大阪商工会議所)より抜粋)

お問い合わせ

【注意】売込みやPR、商品やサービスの紹介の連絡は禁止しています。<ザ・ビジネスモール事務局>

電話でのお問い合わせ
電話番号を表示する
   電話する
FAXでのお問い合わせ
FAX番号を表示する

商品サービス情報一覧

企業情報

企業名
株式会社ひらのや事業所概要詳細
所在地

大阪府大阪市港区

【注意】売込みや自社PR、
商品やサービスの紹介など
営業目的の連絡は禁止しています。
営業目的ではありません
キャンセル