わらびもち

わらびもち

あんの入らない蕨餅(わらびもち)は、安土桃山時代に、茶屋の名物として誕生しました。一方、あん入りの蕨餅は、江戸時代中期、当時右大臣でのちに関白となった近衛内前公が、虎屋黒川に命じて作らせたのが始まりと言われております。故に、あん入りの蕨餅は、庶民の口には決して入ることのない高貴な和菓子だったのです。
「本蕨粉」は生産量が極めて少なく、あらゆる製菓材料の中で最も高価なものです。一般に「わらびもち」として売られている商品のほとんどは、タピオカや甘藷等から抽出された安価代替品で作られており、本物のわらびもちは消滅の寸前にあります。
当庵は今や幻とも言われている希少な本蕨粉にこだわります。褐色に光り、とろけるようになめらかな蕨餅に、同じ柔らかさのこしあんを包みます。大豆を皮むきしてから焙煎したこだわりの黄な粉との相性は抜群で、まさに絶品と言えるでしょう。
先人が育てた高貴な美味を、お客さまと共に次代に伝えてゆきたいものです。

お問い合わせ
電話でのお問い合わせ
電話番号を表示する
   電話する
FAXでのお問い合わせ
FAX番号を表示する
メールでのお問い合わせ
ユーザーログインして問い合わせる

※売り込みやテレマーケティングに利用することは禁止します。
ザ・ビジネスモール事務局

商品サービス情報一覧

企業情報

企業名
(有)微笑庵事業所概要詳細
所在地

群馬県高崎市