折り鶴再生紙で広島ならではのパッケージを展開

商品パッケージや梱包資材などの紙容器をデザインから製造まで手がける包装材メーカー商栄株式会社。その他カレンダーや名刺、ノベルティー商品等、その取扱は「箱」に入るものに関連するため多種多様にある。
その中で、広島平和記念公園に捧げられる折り鶴をリサイクルする「折り鶴再生プロジェクト」に賛同し、折り鶴再生紙の普及に力を入れている。折り鶴再生紙を使った名刺の代理店として営業を行っていく中で、広島の企業としてアピールできる点に着目して商品パッケージにも応用を広げていった。
第1弾として、地場産業として有名な熊野筆メーカー晃祐堂の商品パッケージに採用された。熊野筆のメイク用3本セットで、枝の部分には宮島しゃもじに使用される水目桜という木材を利用し、伝統工芸のコラボレーションとして登場。相乗効果になるため、熊野筆の代理店も請け負っている。
また2014年7月に開催されたけん玉ワールドカップでは、けん玉を象った優勝トロフィーと海外からの参加者に配られるけん玉をイワタ木工が製作し、商栄がその箱を手がけた。「地元の伝統工芸に関わることはとても光栄なことです。今後も、大切な品物とともに“残してもらえる箱”を目指して、オリジナリティのある企画・提案を積極的に展開していきたいと思います。」と代表取締役社長 角田秀行氏は話す。
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企業情報
- 企業名
- 商栄(株)(事業所概要詳細)
- 所在地
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広島県廿日市市