耐震診断の調査方法 B.お客様からお聞きする情報-2

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7.床下の調査
  7-1.床下の劣化(湿気と劣化の有無)
  7-2.シロアリの腐朽菌(シロアリは別途調査)
  7-3.各部の含水率
  7-4.床下の温度
  7-5.布基礎の平面配置の調査(できる範囲で)
  7-6.基礎の連続性はあるか、クラックはあるか
  7-7.土台の種類、形状寸法、大引、根太の寸法、ピッチ
  7-8.床下から筋交いをみる(1階の筋交い、見える範囲で)
  7-9.アンカーボルト、土台の継手
7-10.基礎伏図の作成

  8.壁、筋交いの調査
   8-1.筋交いの有無、種類、寸法の調査、接合金物の調査(目視程度)
   8-2.釘の施工性をチェック(補強設計のときに)
   8-3.プラスターボードが横架材まで張られているか

  9.2階床の調査
    (2階床が畳の時は畳をあげて調査、その他は1階の天袋、点検口より調査)
   9-1.横架材間の接合、根太の接合
   9-2.剛性床(合板等)があるか火打があるか
   9-3.接合部に金物が使用されているか
   9-4.梁の断面不足があるか

 10.小屋裏の調査
  10-1.火打があるか(勾配があるので特に剛性を保つため)
  10-2.小屋裏筋交い
  10-3.雨漏りの調査
  10-4.接合金物の調査(既存金物の梁はグリーン材が多いので乾燥に伴いねじれるので、8寸以上の梁には、羽子板金物を2本止める)
  10-5.丸太梁の継手は原則ボルト2本締めとする
  10-6.プラスターボードが横架材まで張られているか
  10-7.風の強い地域では吹上にも注意、垂木の金物接合はあるか

 11.劣化の調査
  11-1.床下の劣化
  11-2.外壁からの雨漏りによる劣化
  11-3.結露による被害

 12.接合部の調査
  12-1.目視では難しいが、施工慣習から推測する

 13.配置バランス
  13-1.耐力壁の配置
  13-2.上下壁の壁と柱の配置
  13-3.木造軸組工法の場合、外周壁を基準に8m以内に一定の強度を持った間仕切壁が必要である(耐力壁線)


※  補強設計が必要な場合は、再度 現場調査が必要である
      できる限り既存の基礎伏、1階床伏、2階床伏、小屋伏の確認を調査する
      接合部、筋交いの調査、金具の調査が必要 

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岩瀬環境デザイン建築事務所事業所概要詳細
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千葉県市川市